気になるお給料

ホームヘルパーとして働くなら派遣社員がおすすめ

ホームヘルパーの給料って?

給料が低いと言われているホームヘルパーですが、一体いくらもらうことができるんでしょうか。正社員・パート・派遣によってそれぞれ給料相場は異なります。まずはそれぞれの平均値をみてみましょう。
正社員の場合、月収制が基本となり平均はひと月およそ20万円、年収にすると280万円です。次に時給制のパート・派遣社員ですが、パートの場合は時給1166円、月収10.5万円、年収125万円、派遣社員の場合は時給1330円、月収24万円、年収305万円です。正社員が雇用が安定しているため収入も一番高いように思いがちですが、こうやってみてみると意外なことに派遣社員が一番高い収入を得ていることが分かります。

パートの相場

パートの場合、給料は時給制です。先ほどの平均値からみてみると、飲食業など他の業種に比べて高い金額が設定されていますがこれは、初任者研修という資格を持っているからです。資格を持っていなければホームヘルパーとして働くことはできないため、資格の分時給が高くなっているのでは?と考えることができます。また、先ほども書きましたが、ホームヘルパーの移動時間は基本的に時給が発生しません。しかし事業所によっては発生するところもあるため、移動時間の時給はどうなるのか事前に事業所に確認しておくようにしましょう。

正社員の相場

正社員の月収はおよそ20万円、年収は280万円と派遣社員よりも低い額に驚く人も多いかもしれません。しかもこれは特養や老健などの入所型施設の場合なのでホームヘルパーだけに特化すると、若干下がってしまうことも考えられます。

派遣の相場

正社員・パート・派遣社員の中で一番月収が高い派遣社員ですが、なぜ派遣社員が一番高いのでしょうか。
正社員はボーナスや各種手当があるとは言え、役職がつかない限り給料は基本的に同じ額のままです。また、正社員が残業する場合、サービス残業扱いになってしまうことがありますが派遣社員は時給制で働いているため、残業代もきちんと分単位で支払われ、残業をすればするだけ、給料も加算していくのです。これらのことから、派遣社員が一番高い月収を手にすることができるのです。

仕事内容で変わる

ホームヘルパーの仕事内容は身体介護と生活援助の二種類に分けることができますが、この違いも給料に大きく関係してきます。身体介護は排泄介助や入浴介助など利用者の身体に直接触れてサポートを行うため、それなりの体力が必要となってきます。そのため、生活援助の時給が1000円ほどなのに対し、身体介護は1500円ほどと金額も高く設定されています。そのため、体力がある人、給料をたくさん稼ぎたい人は身体介護を中心に行うといいかもしれません。